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小栗旬は今が旬! 蜷川幸雄が抜てきしたワケ
その名の通り“旬”の若手俳優No.1といわれる小栗旬(24)が、東京・渋谷のシアターコクーンで上演中の舞台「カリギュラ」(30日まで)で主演を務め、連日大盛況だ。

 演出を手掛ける蜷川幸雄氏は、子役時代から小栗の才能にいち早く目をつけ同劇場で2003年に上演した「ハムレット」(藤原竜也主演)に起用していた。「いずれ主役になると、思っていた。遅いんだよ。(人気は)当たり前だと思っている。小栗のために何年もあたためてきた企画」とニンマリ。

 ローマ帝国時代の残忍非道な暴君カリギュラに描いたアルベール・カミュの戯曲による舞台。性的倒錯を強調した1980年の映画とは別物だ。

 舞台には、蜷川演出特有の巨大な5面の鏡がしつらえられ、カリギュラ役の小栗は鍛えられた肉体を下半身ギリギリまであらわにする。劇場には「とくに若い女性の方からの問い合わせが殺到している」というのもうなずける。

 公開中の映画「クローズZERO」(三池崇史監督)でも、不良高校生役をワイルドに演じ、評価は高い。原作マンガは3200万部を超える大ベストセラーだが、映画化が難しいといわれた作品だ。さらに、オールナイトニッポンのパーソナリティーも務めるなど、引っ張りだこ。

 民放ドラマのスタッフは「育った環境のせいか、芝居の飲み込みが早くカンがいい」と評価する。

 東京都出身で、父はオペラなどの舞台監督、小栗哲家氏。母はバレエの先生で、兄の小栗了(31)も俳優という舞台一家。6歳から子役としてスタートし、98年には人気ドラマ「GTO」(フジテレビ系)で、いじめられっ子役が注目を集めた。

 「テレビ、映画、舞台を縦横にこなし、ワルっぽい雰囲気もただよわせるホープ」(先のスタッフ)。今どきの女性は、こんな俳優に引かれるようだ。

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